滝壺に向かう船

年が明けた、と思ったらもう、
3月も終わろうとしています。

毎日、毎年同じことの繰り返し、
自分は一体何のために生きているのだろう?

毎日のニュースを見て、一喜一憂していますが、
過ぎ去ってしまえば夢のようで、
時間だけがたっているような気がします。

矢のように過ぎていく日々の中で
ふと立ち止まって考えてみることがあります。

私たちの人生は滝壺に向かう船の中に
いるようなものとは言えないでしょうか。

政治も経済も科学も医学も、毎日の生活も、
すべて船の中での出来事です。

ではその船はどこに向かっているのでしょうか。

それは「死」という滝壺です。

必ず滝壺に落ちなければなりません。

昨日、交通事故で亡くなった方はもう船が
滝壺寸前まで進んでいたのです。

私たちも滝壺の近くまで来ているかもしれません。
老いも若いも関係ないことは皆さんもお分かりと思います。

そんな船の中にいて、

安心、満足できる道理があるでしょうか。

先が見えない不安に、
すべての人が覆われているのです。

お釈迦さまはそんな私たちに

「人生は苦なり」とおっしゃいました。

そんな100%確実に滝壺に堕ちて行かねばならない
船の中にいる私たちが
最もなさねばならないことは何でしょうか。

お釈迦さまは教えられます。

生きている時に本師本仏、
大宇宙の仏方の先生である阿弥陀仏が
つくられた大きな船に乗せていただくことができる。

しかもその大船は必ず

阿弥陀仏の極楽浄土まで届けてくだされる船です。

阿弥陀仏のお力によって
滝壺に向かう船から大悲の願船に
乗り換えさせていただくことが

私たちの人生の目的であり、

その乗り換え場が仏法を聞かせていただく聞法の場なのです。

その聞法の場である
浄土真宗親鸞会
親鸞会館に参詣して
聞かせていただいたことをお話ししていきたいと思います。

Posted by gokigenyo