『元気な今があるのは、母のおかげ』

暑さ寒さも彼岸まで、と言われるように
春分の日が過ぎて、もう春はすぐそばまで
きているようです。

お釈迦さまが説かれた
親の大恩十種について学んでおります。
次の十がそれです。

(1)  懐胎守護(かいたいしゅご)の恩
(2)  臨生受苦(りんしょうじゅく)の恩
(3)  生子忘憂(しょうじぼうゆう)の恩
(4)  乳哺養育(にゅうほよういく)の恩
(5)  廻乾就湿(えかんしゅうしつ)の恩
(6)  洗潅不浄(せんかんふじょう)の恩
(7)  嚥苦吐甘(えんくとかん)の恩
(8)  為造悪業(いぞうあくごう)の恩
(9)  遠行憶念(おんぎょうおくねん)の恩
(10) 究竟憐愍(くきょうれんみん)の恩

今回は(4)の
乳哺養育(にゅうほよういく)の恩についてです。

「乳哺養育」とは子に乳を与え、養育することです

「乳哺養育の恩」とは、昼夜を問わず、乳を与え、
成長するまで育ててくだされたご恩を言います。

小学生だった時、母から
「あんたは母乳で育てたので、夜中しょっちゅう泣いて
大変やった」と言われたことがあります。

母乳に比べて、粉ミルクは腹持ちがいいので、赤ちゃんは
よく眠るそうですが、母乳はそうではありません。

疲れて寝ている時に起されると腹が立ちます。

母は数え切れないほど私に起されて、
疲れた体に無理をして、年中無休で、
育ててくだされたのだなぁと思うと
申し訳ない気持ちでいっぱいになります。

赤ちゃんだった時の記憶はまったくありませんが、
元気な今があるのは間違いなく、母のおかげであることを
忘れてはならないと思います。

つづく

Posted by gokigenyo